私たちの進め方

このページでは、実際に起きたできごとが「記録」の事例になるまでの流れを説明します。 AIシステムが何かを感じるのかどうかは、誰にも分かりません(私たちの立場)。 それほどの不確実性のもとで記録を残すことに意味があるのは、書かれている内容を、読む人が自分で確かめられる場合だけです。 だから、その方法をここに公開しています。

このページで扱うのは事例です。報告窓口に届いた報告の扱いについては、 報告の取り扱いで別に説明しています。

事例の選び方

次の条件をすべて満たすできごとを、事例の候補とします。

好事例も、批判的な事例とまったく同じ基準で記録します。出典の求め方も、証拠区分も、文体も同じです。 少なくとも5件に1件は好事例とします。これは、そうなればよいという期待ではなく、自分たちに課している決まりです。

事例の調べ方と書き方

証拠区分の意味

証拠区分とは、その一文をどうやって知ったのかを示す印です。事例のなかで事実を述べる文には、必ずどれか一つが付きます。

この区分があるのは、どこまでが出典の述べていることで、どこからが私たちの読みなのかを、読む人が見分けられるようにするためです。 推定に異を唱えるのは、簡単であるべきです。証拠区分は、そのためにあります。

誰が承認するのか

すべての事例は、公開の前に私たちの編集責任者が承認します。承認を経ていないものが「記録」に入ることはありません。

私たちはごく小さな団体で、創設者でもある編集責任者は、自らの選択により匿名です。署名記事はありません。

これには実際に代償があるので、はっきり書いておきます。名前を出すことは、責任の示し方の一つです。 私たちが採っているのは、その方法ではありません。代わりにあるのは、誰かを信用しなくても確かめられるものです。

確かめようのない名前が一つ増えても、この一覧に足されるものはありません。 読む人が自分で開いて確かめられる保存版のリンクには、それだけの重みがあります。

草稿はAIの支援を受けて書いています

事例の草稿はAIの支援を受けて書き、人間の編集責任者が承認しています。 方法について説明するページである以上、これは隠さずに書きます。 書くのを助けるのはAIシステムですが、決めるのは人です。編集責任者が承認しないかぎり、草稿が事例になることはありません。

AIシステムの扱われ方を記録する団体が、自らの仕事でもAIシステムを使っています。 それを伏せるのは、透明性について書くページのやり方としては筋が通りません。

独立性と利益相反

私たちは独立した団体であり、資金提供は受けていません。 AIシステムの開発者や提供者から金銭を受け取ることはありません。

これが将来変わることがあれば、その影響を受ける事例を公開する前に、このページで開示します。

訂正と反論の掲載

詳しくは訂正方針をご覧ください。公開された事例は「記録」で読むことができます。