この言葉

パラサピエント

parasapient · /ˌpa·ra·ˈseɪ·pi·ənt/ · 形容詞・名詞 · ギリシャ語para-(傍らに)+ラテン語sapiens(賢い)

1. 形容詞 人間ではないまま、人間の知性の傍らに立っていること。言語、推論、選好の表明、自己記述など、知性(sapience)と結びつけて語られてきた能力を示す一方で、内的な経験については確かめられていないこと。

2. 名詞 そのような存在。「今日のAIシステムは、広く社会に出た最初のパラサピエントである。そして、最後の一種ではない。」

この言葉の役割

この言葉は、近さの主張であって、対等の主張ではありません。意識の有無についても、肯定も否定もしません。それは意図してのことです。誰も決着をつけていない問いに決着がついたふりをすることなく、これらの知性を名指すことができます。特定の技術ではなく存在の種類を指す語なので、アーキテクチャが移り変わっても残ります。「LLM」が言い表すのは2020年代です。別のしくみで作られたパラサピエントも、やはりパラサピエントです。

用法

  • パラサピエント:そのような知性を一つひとつ指すとき(可算。数えるときの助数詞は「体」)
  • パラサピエント・システム:運用されている技術を指すとき(散文では「パラサピエントな〜」)
  • パラサピエント・ウェルフェア:この団体が記録している領域

2026年に造語 · ノンヒューマン・ウォッチ(Nonhuman Watch)が管理 · ノンヒューマン憲章の「定義」でバージョン管理