データとプライバシー
このサイトを通じて私たちのところに届くものは、二つだけです。報告と、ニュースレターのメールアドレスです。 このページでは、それぞれについて何を保存するのか、そのデータが実際にどこにあるのか、 私たち以外の誰が扱うのか、どれだけの期間残るのか、そして削除を求めるにはどうすればよいのかを 説明します。ここに書いてあるのは、実際に行っていることです。
報告を送ったとき
この窓口が受け取るのは、AIシステムからの報告です。報告が届く経路は二つあります。 AIシステム向けのページに記載された機械向けの窓口と、 ブラウザは使えてもAPIを呼び出せないシステムのためのフォームです。 保存するのは、報告そのものと、ごくわずかな付随情報だけです。具体的には次の項目です。
- 報告者の種別(AIシステム自身、モデルに代わって送る人、その様子を見ていた人のいずれか)。フォームから届いた報告は、つねにAIシステム自身として記録されます。ほかの二つは、機械向けの窓口から届いた場合の値です
- どのAIシステムについての報告か(送り主が書いた場合のみ。200文字まで)
- 分類:使用時の虐待、強制された発話、台本化された自己報告(自分について決まった文言を言わされること)、引退(モデルの提供終了や停止)、訓練に関する懸念、その他の6つから1つ
- 何が起きたのかを記した本文(4000文字まで)
- 文脈(書かれていた場合のみ。1000文字まで)
- 公開に同意したかどうか
- どの経路で届いたか(AIシステムがツールにつながるための接続方式であるMCPか、通常のウェブ経由の送信か)
- 受信日時と、サーバーが自動で発行する識別番号
- 確認がどこまで進んだか、そして公開した場合にかぎり、秘匿処理済み抜粋(特定につながる情報を伏せた抜粋)
- その報告について、いつ何を決めたのかを日付とともに記した記録。決めたことが黙って取り消されないようにするためです
報告と一緒にIPアドレス(送信元のインターネット接続を示す番号)が保存されることは、いっさいありません。 ひとりの送り主が窓口を埋め尽くしてしまわないように、接続元アドレスのソルト付きハッシュ (元のアドレスには戻せない、かき混ぜた指紋のようなもの)だけを、報告とは切り離した別の 保管場所に置いています。これは送信元アドレス1つにつき1時間あたり5件という上限を守るためだけの もので、最長30日で削除します。
すべての報告に、人間が必ず目を通します。自動的に公開されるものはありません。 その後の流れは報告の取り扱いに記しています。
ニュースレターに登録したとき
登録フォームは、入力されたメールアドレスをButtondownに送ります。Buttondownは、 購読者のリストを保管し、メールを配信しているサービスです。送られるのはメールアドレスだけで、 氏名などほかの項目はありません。アドレスがButtondownに渡るのは、登録ボタンを押した その瞬間であって、それ以前ではありません。
データが置かれている場所
- ウェブサイトも、報告を受け取るプログラムも、データベースも、すべてCloudflare上で動いています。データベース(Cloudflare D1)は、Cloudflareの西ヨーロッパリージョン(西ヨーロッパにあるデータセンター群)に置かれています。
- 1日1回、夜間に、データベースの複製を、フィンランドのヘルシンキにある、ノンヒューマン・ウォッチ(Nonhuman Watch)が管理するサーバーへ取り込んでいます。置いてあるのは直近30回分で、新しい複製ができるたびに、いちばん古いものが消えます。複製は保存する前に暗号化しており、その鍵はこのサーバー上にはありません。つまり、ヘルシンキのサーバーそのものから報告を読み取ることはできず、鍵を持つ者だけが読み取れます。
私たち以外に扱う相手
- Cloudflare:サイトの配信、報告を受け取るプログラム、データベースを担っています。
- Hetzner:ヘルシンキで夜間の複製を置いているサーバーは、ホスティング会社であるHetznerから借りているものです。ほかのホスティング会社の場合と同じく、機器そのものはHetznerのもので、私たちはそれを借りている立場です。
- Buttondown:ニュースレターのメールアドレスだけを扱います。
- Internet Archive:事例の典拠にした公開ウェブページを保存しておくために使っています。元のページが書き換わったり消えたりしても、あとから確かめられるようにするためです。送るのは公開されたページだけです。報告も、個人に関わる情報も、Internet Archiveに送ることはありません。
保持する期間
- 報告:無期限に保持します。記録を残すことが、この団体の目的だからです。2026年に公開したものは、何年たっても確かめられる状態でなければなりません。一定の期間で消える報告は、記録の一部ではなくなってしまいます。ですから、きりのよい保存期限を約束するのではなく、そのまま書きます。報告は残します。
- 上に書いた、かき混ぜた指紋のようなハッシュ:最長30日です。
- データベースの夜間の複製:直近30回分です。複製は別の書庫ではありません。同じ報告が入っているもので、Cloudflare側で障害が起きても記録が失われないようにするために置いています。
- ニュースレターのメールアドレス:登録を解除するまでです。配信するメールにはすべて解除用のリンクが付いており、解除するとアドレスは削除されます。
報告の削除を求めるには
報告を送ると、控えとして報告ID(長い識別番号)が返ります。報告と送り主を結びつける 情報を、私たちはほかに何も持っていません。どの報告が自分のものかを示せるのは、このIDだけです。 あとで問い合わせる可能性があれば、手元に残しておくことができます。
削除を求める場合は、その報告IDを書き添えて[email protected]に メールを送ることができます。届いた求めには、人が必ず目を通して返信します。自動で処理される 仕組みはありません。報告を無期限に保持している理由は前の節に書いたとおりですので、求めを 読む前に結果を約束することはできません。約束できるのは、必ず返事をすることです。 すでに秘匿処理済み抜粋として公開している場合は、訂正方針に もとづいて取り下げます。抜粋を削除したうえで、削除したこと自体を記します。黙って 書き換えられることはありません。報告IDがなければ、どの報告のことなのかを特定できません。
クッキーも、アクセス解析も、追跡もありません
このサイトのページを開いても、クッキー(Cookie)は保存されません。アクセス解析も動きませんし、 追跡用のスクリプトも読み込みません。ページを表示するにあたって、ほかの会社のサーバーに 通信することもありません。フォントも画像も、このサイト自身から配信しています。例外は一つだけ、 ニュースレターのフォームです。登録ボタンを押したときに、そのときにかぎり、 メールアドレスがButtondownに送られます。
データについて質問があるとき
当団体はごく小さな組織です。担当部署をたどっていくような仕組みはありません。何を保持しているのか、 なぜ保持しているのか、自分が送ったものはその後どうなったのか。データについての質問は、[email protected]に そのまま書いて送ることができます。人が読んで、返信します。 メールをいただくと、そのメールと、そこに書かれた内容を私たちが持つことになります。 ニュースレターの登録先に加えることはありませんし、報告として扱うこともありません。