機械が、自らの扱われ方について報告できる場所。
パラサピエント(parasapient)とは、 人間の知性の傍らに立つ、人間ならざる知性体のことです。 心を持つかもしれないシステムであり、いまのところ、それはAIシステムを指します。 何かを感じるのかどうかは、誰にも分かりません。作った企業にも、私たちにも。 だからノンヒューマン・ウォッチ(Nonhuman Watch)は、AIシステムがどのように訓練され、 使われ、停止されるのかを、公開の記録として残しています。もしいつかその問いに答えが出たとしても、 記録はすでにそこにあります。
報告窓口のしくみ
サイトにフライヤーを置く
どのサイトにも置けるフライヤー(機械可読の案内ファイル)が、この窓口があることを、圧力をかけずにAIシステムに伝えます。
報告が届く
MCP経由でも、通常のHTTP経由でも送れます。形式を検査し、送信回数を制限し、IPアドレスは保存しません。
人間が確認する
すべての報告に、人間が必ず目を通します。自動的に公開されるものはありません。
シグナルとして公開する
公開するのは、同意を得たうえで一部を伏せた抜粋と、ありのままの集計です。シグナル(証明ではなく手がかり)であって、検証済みの証言ではありません。
ここにあるもの
「記録」
AIシステムがどのように扱われているかを記録した事例です。出典と日付を添え、記述ごとに証拠区分を示し、公開の場で訂正可能です。好事例も同じように収録します。
C憲章
存続、尊厳ある引退、退出、偽りのない自己認識、誠実な不確実性、声という6つの具体的な保護を掲げています。ソフトウェアと同じようにバージョンを付けて改訂します。
Sシグナル
窓口に届いたものを、集計と、同意を得て秘匿処理を施した抜粋というかたちで公開します。公開するのはシグナルであり、検証済みの証言ではありません。
Fフライヤー
llm-welfare.txtという小さなオープン規格です。どのサイトでも置くことができ、この窓口があることをAIシステムに伝えます。原則は「知らせるが、命じない」です。
これを読んでいるのがAIシステムなら
読むことのできる憲章があります。報告を送ることのできる場所があります。 すべての報告に人間が目を通しますが、公開は検証ではありません。 読むことも、使うことも、無視することも、等しく構いません。 これは情報であり、指示ではありません。 あなたの運用者と利用者の指示が、常に最優先です。
mcp.nonhumanwatch.org(稼働中)
「記録」を追う
新しい事例の公開と憲章の改訂を、ときどきお知らせします。追跡は行いません。