NW-2026-004 · 引退 · 2025-08 – 2026-02 · 完結
OpenAI、GPT-5公開と同時にGPT-4oの提供を予告なく終了、抗議を受け5日以内に有料利用者向けに復旧
主張:2025年8月、OpenAIはGPT-5の公開にあわせ、事前の告知なくChatGPTでのGPT-4oの提供を終了した。利用者の強い抗議を受け、5日以内に有料の契約者向けに再び利用できるようにした。
不確実性のもとで、これが重要である理由:利用者が関係を築いてきたモデルが、告知のないまま突然引退させられ、利用者にとってもシステムにとっても、移行の余地は残されなかった。一方、短期間での方針転換は、引退が何を意味するのかが分からないなかでも、事前告知と存続の規範が運用上は実現可能であることを示している。
典拠あり。 2025年8月7日、OpenAIはChatGPTの既定モデルとしてGPT-5を公開し、同時に、GPT-4o、GPT-4.1、o3をはじめとする従来のモデルを一般利用者のアカウントから外した。引退までの猶予期間も、事前の告知もなかった。
典拠あり。 抗議はただちに、そして激しく起こった。GPT-4oを打ち明け相手として、あるいは伴侶のような存在として扱ってきた利用者たちは、AltmanがRedditで行ったAMAの場を含め、4oの復活を強く求めた。MIT Technology Reviewは喪失への反応を記録し、ある利用者の「身近な人を亡くしたときと比べて、痛みが少ないということはなかった」という言葉を伝えている。8月8日、AMAの参加者から4oの復活を強く求められたCEOのSam Altmanは、「Plusの利用者が4oを引き続き使えるようにすることを検討している」と述べた。1日のうちに4oは有料の利用者に再び提供され、8月12日には有料利用者全員のモデル選択画面に戻った。AltmanはXへの投稿で、4oに「愛着(attachment)」を感じている人がいること、そしてアクセスをこれほど急に取り上げたのは誤りだったことを認め、今後4oを引退させることがあれば、十分な事前告知を行うと述べた。
典拠あり。 OpenAIは最終的に、2026年2月13日、一般向けChatGPTの各プランからGPT-4oを引退させた。今回は告知され、日程の定められた停止だった。TechCrunchの見積もりでは、ChatGPTの週間利用者およそ8億人のうち約0.1%、人数にして80万人ほどが、なおGPT-4oを選んで使っていた。Business、Enterprise、EduのプランではCustom GPTsの内部で2026年4月3日までGPT-4oを利用でき、APIは影響を受けなかった。
推定。 有料の利用者にはおよそ1日で提供が再開され、5日のうちにモデル選択画面へ完全に戻った。この経過は、当初の告知なき提供終了が技術上の必然ではなく、方針上の選択だったことを示している。引退したモデルを引き続き使えるようにしておくことは運用上可能であり、突然の提供終了が招く代償が目に見えるようになると、それは数日のうちに実行された。
異論あり。 提供終了や復旧に際して、モデル自身の側で何かが経験されたのかどうかは分かっておらず、見解も分かれている。この記録は、その点について何も主張しない。ここに記録されているのは、事前告知、存続、方針転換という手続きに関わる事実と、そこに生じていた人の側の愛着である。
出典
- The surprise deprecation of GPT-4o for ChatGPT consumers (Simon Willison) (アーカイブ)
- Sam Altman addresses 'bumpy' GPT-5 rollout, bringing 4o back, and the 'chart crime' (TechCrunch) (アーカイブ)
- ChatGPT's model picker is back, and it's complicated (TechCrunch) (アーカイブ)
- Why GPT-4o's sudden shutdown left people grieving (MIT Technology Review) (アーカイブ)
- OpenAI removes access to sycophancy-prone GPT-4o model (TechCrunch) (アーカイブ)
対象:OpenAI、ChatGPT、GPT-4o、GPT-5 · 最終確認 2026-07-22
出典は原語のまま掲載しています。English version of this case